Android スマホ備忘録

今更聞けない!「そんな事もできるんだ」の備忘録です

Galaxy S7 edge 知っておきたい便利な機能


スマートフォンを使う上で何かと触る頻度が多い画面といえば何といっても設定画面。Galaxy S7 edgeではデザインもSamsung独自のものに変更されているとともに、設定画面に並ぶ項目数も30と多くなっています。

頻繁に使う機能は使い慣れることで場所を覚えますが、いちいち項目を探して開いて……は少し面倒です。

1よく使う設定項目をクイック設定に登録する

設定画面上部にある【クイック設定】をカスタマイズ

クイック設定の右上にある【編集】をタップすると、ここに表示する設定項目の選択画面に遷移します。あとはクイック設定に表示したい項目にチェックをつければOKです。

ここで選択できる項目数は設定画面に並ぶものよりやや多くなっています。これは一部、設定画面に並ぶ項目のひとつ下の階層に整理されているものを表示されているためです。

クイック設定に表示できる=ユーザーが比較的よく使うであろう項目、としてメーカー側も設計しているはず。クイック設定上に表示できる最大個数は9つとなっているので、自分が普段からよく触るものを登録して、呼び出しをより簡単にしておきましょう。

2. データ使用量の警告と制限を設定する

警告表示と通信制限機能の設定

4G LTEWiMAX 2+のキャリアアグリゲーション時には下り最高速度が370Mbpsとかなり早くなっているGalaxy S7 edgeです。しかし速度が早いからと調子に乗って通信を使いすぎてしまうと、契約プランで設定されているデータ通信量に簡単に到達します。速度制限がされてしまう恐れがあります。

そこでGalaxy S7 edgeに限らず、スマホを利用する上で押さえてえておきたいのがデータ使用量に応じた警告表示と通信制限機能です。設定画面から簡単に行なうことができ、かつ他機種でも大きく設定方法が変わらないため、繰り返し利用できる知識にもなります。

手順として

①データ使用量をカウントするサイクル(周期)を設定します。

②設定画面より「データ使用量」の項目を開く、

③画面上部の日付(◯月◯日~◯日)がかかれた項目をタップする。

④「サイクルを変更」を選択します。

⑤毎月データ使用量の累計がリセットされる日を指定します。

auの場合は1日~月末のサイクルで集計し、翌月1日にリセットされるので、ここでは【1日】として設定します。

⑥データ通信の制限機能を利用する場合は【モバイルデータ制限を設定】の項目をオンにします。

⑦最後に画面上に表示されている使用量を示したグラフにて、警告を表示する値(黒棒)および通信制限をかける値(赤棒)を上下に動かし、それぞれの値を設定すればOKです。

3. ディスプレイ非点灯時に使える2つの時計機能を使いこなす

消灯中も時刻を表示できる2つの機能

スマホで時刻の確認をする人も多いと思いますが、これまではその都度ディスプレイを点灯させての確認が主となっていました。

Galaxy S7 edgeにはディスプレイ消灯中も時刻を表示できる2つの機能が搭載されています。

消灯時は常時点灯:Always On Display

Galaxy S7シリーズから初めてサポートされた機能のAlways on Display。ディスプレイ消灯中も画面上に時計やカレンダー、画像などを表示できるものです。

常時表示といえどもバッテリーの消費も決して激しくなく、Galaxy S7 edgeの特徴的機能のひとつにもなっています。

①設定画面より「ディスプレイ」

②「Always On Display」と進むと詳細設定の画面に遷移します。

Always On Displayとこのナイトクロックを同時利用することはできません。ふたつ設定した場合はナイトクロックが優先されます。

③表示する情報は【時計】【カレンダー】【画像】の3種類から選択可能です。

サポートされているテーマ機能にて、Always On Display用のデザインを含んでいるものもあります。

指定時間帯だけ点灯:ナイトクロック

時刻は常時点灯する必要がなく、就寝前~起床時まで、置き時計のように使えれば十分、なんて人にはedgeシリーズで以前からサポートしているナイトクロック機能です。

指定した時間帯だけ、ディスプレイ消灯時にエッジスクリーン部分に小さく時刻を表示するもの。

①設定画面より【ディスプレイ】

②【ナイトクロック】を選択すると詳細設定画面に。

③ここでナイトクロックを有効にする時間帯および表示位置(左右どちらのエッジスクリーンに表示するか)を設定すればOKです。

※Always On Displayとこのナイトクロックを同時利用することはできません。ふたつ設定した場合はナイトクロックが優先されます。

4. エッジスクリーンを情報の通知に活用する

Galaxy S7 edgeの最大の特徴といえば、やはり何といってもディスプレイ左右がゆるやかにカーブしたデュアルエッジスクリーンです。機能としては全部で3つほど用意されていますが、そのうち2つを順に紹介しておきます。

ランチャーなどをして使えるエッジパネル

ディスプレイが点灯している状態にて、画面端に表示されるハンドル(タブ)を画面中央にスワイプすることで利用できる機能が「エッジパネル」です。よく使うアプリのランチャー、特定の相手へのショートカット通話発信といった使い方をすることができます。

①設定画面より「エッジスクリーン」

②【エッジパネル】の順に進むと、詳細設定画面が開きます。

③エッジパネルを呼び出した際に表示される情報を選択できます。

アプリランチャーやショートカットでの通話発信リスト、天気情報の表示などがデフォルトで用意されている。追加で機能をダウンロードすることも可能です。

ハンドルと呼ばれるタブの位置やサイズ、透明度(外観)といったものも自分好みにカスタマイズ可能です。利き手はどちらか、指はどの高さだと操作しやすいか、といった点も含め、設定が変えられます。

エッジディスプレイ上でサッと情報を確認できるエッジフィード

ディスプレイが消灯している状態にて、エッジスクリーンを指でなぞるように素早く往復スワイプするとフィード情報を確認できるのが「エッジフィード」機能です。

「エッジスクリーン」の画面から【エンジフィード】を選択して詳細設定画面を開きます。

デフォルトで設定できる機能は3つと少ないものの、不在着信などの通知確認など、最低限の機能は揃っているといった感じです。追加機能はダウンロードして使用することが可能です。

設定によっては、不在着信などの通知はホームボタンを押すだけでも確認可能です。メインディスプレイを点灯されるよりは省電力に情報をチェック可能です。

5. ゲームランチャー&ツールを活用してゲームを楽しむ

Galaxy S7 edgeにはゲームユーザーにも便利さを感じてもらえる2つの機能「Game Launcher」と「Game Tools」が搭載されています。

①設定画面より「高度な機能」

②【ゲーム】と進むと、それぞれの設定画面に。

③ここでそれぞれの機能のオン/オフを選択できます。

Game Launcherでは、インストールしたゲームアプリをこのLauncherアプリ上で一括して管理できます。またゲームプレイ中のバッテリー節約、他のGalaxyユーザーの間で人気なゲームをランチャー上に表示する形で紹介してくれるといった機能があります。

Game Toolsはゲーム中に画面上の端に表示される赤いフローティングボタンをタップすることで呼び出せるもので、ゲーム中の通知制限やナビゲーションキーの操作ロック、画面キャプチャ、画面録画といった機能を利用することができます。

6. 片手での操作を楽にする片手操作機能を設定する

Galaxy S7 edgeにはホームキーを2度連続して押すことでカメラを高速起動する機能が搭載されていますが、同じようにホームキーを3度連続して押すと画面を縮小表示する「片手操作モード」を呼び出すことも可能です。

この機能は初期状態ではオフになっているため、使用するためには設定画面より機能をオンに切り替える必要があります。

①設定画面より「高度な機能」

②「片手操作」と進むと詳細設定画面が開きます。

ここで設定できるのは画面サイズの縮小機能のオン・オフ(ホームキー3度押しでの呼び出し設定)と片手操作のオン・オフ(キーパッドなどを端に寄せる設定)の2つです。

Galaxy S7 edgeはディスプレイ両サイドに設けられたデュアルエッジスクリーンにより、画面サイズの割に端末幅はスリムに仕上がっていますが、一方で高さ(縦サイズ)はやはりどうしても大きめ。片手持ちで端まで指を延ばすのは厳しいサイズといえます。

そんな時、ホームキー3度押しで画面サイズが小さくできるのは非常に使い勝手を良くしてくれます。

7. ジェスチャーでの端末操作を設定する

ホームキー3度押しの他にも、Galaxy S7 edgeではジェスチャーにより特定の操作を行える機能が搭載されています。確認と設定は設定画面から「高度な機能」を選択し、その下の方にずらりと並んでいます。

オススメしたいのは「カメラをクイック起動」と「スワイプでポップアップ表示」の2つです。

「カメラをクイック起動」

ホームキーの2度押しでカメラがクイック起動可能です。

「スワイプでポップアップ表示」

アプリ利用中に画面の上端から斜め下にスワイプすることで、利用しているアプリを画面上に上乗せする形で縮小表示させることが可能です。

8. 指紋認証に必要な指紋情報を登録する

Google Playでのアプリ購入決済時にも指紋認証機能が利用できるようになっています。

設定しておけば端末のロック解除以外でも便利に利用出来きます。押さえておきたい機能のひとつです。

 

①設定画面より「ロック画面とセキュリティ」

②「画面ロックの種類」と進みます。

指紋登録の前に別のロック解除方法を設定し終えると、指紋情報の登録がはじまります。イラストつきで表示される画面の指示に従い、ホームキーに登録する指の腹を押し当てます。

登録した指紋を他のアプリでの認証機能にも使用する場合は、他のアプリで利用するという設定も別に必要です。

この場合は「ロック画面とセキュリティ」の中にある「指紋認証」の項目を選択します。設定画面も細かく(使いやすく)作られてます。

9. 省電力モードを設定する

「省電力モード」から「ウルトラ省電力モード」への変更方法。機能は一部制限されるものの、使用時間を大きく延ばすことが可能です。

設定画面より「バッテリー」の項目を選択すると、バッテリー関連の詳細設定画面が表示されます。省電力モードは一部の機能を制限して、バッテリー消費を抑えます。操作画面の使い勝手など、基本的な部分は変えずに使用することができます。

ウルトラ省電力モードは本当に緊急事態である際などに活躍するものです。ホーム画面をシンプルなデザインに変更、かつ使用できるアプリも大きく制限することで、バッテリーの消費を大きく抑えます。

「バッテリー」の詳細設定画面では、画面右上のバッテリー残量の表示形式や急速充電のオン・オフも切り替えが可能です。

スマートマネージャーで端末を定期的にメンテをする

4GBの大容量RAM、SDカードにも対応とスマホ自体のメモリ容量をほぼ気にせず使うことができるGalaxy S7 edgeですがやはり定期的にメンテナンスを行ない、“より快適に”使用していきたい。

片手間で簡単にメモリ内の掃除などができる機能「スマートマネージャー」も内蔵されています。、

設定画面より「スマートマネージャー」の項目をタップすれば、この機能を呼び出すことができます。メイン画面にはバッテリー、ストレージ(ROM)、RAM、端末の保護という4つの情報があります。

セキュリティマネージャーと利用して簡単にできるメンテナンスは、ストレージとRAMの掃除。メイン画面下にある「全て消去」をタップすると、ストレージやRAM上のキャッシュ(不要データ)を削除してくれます。

定期的に再起動してキャッシュデータを削除するといった方法もありますが、セキュリティマネージャーを利用してのメンテナンスは簡単です。「クイック設定」に登録して、すぐに利用できる。