スマホの緊急通報とは?
スマホの緊急通報とは、スマホにロックがかかった状態でも、通報(発信)することができる番号のことです。
“110番・118番・119番”には、どの電話からもかけられるようにしなければならないと『電気通信事業法』で定められています。いざという時のためにAndroidの基本的な緊急通報について紹介します。
110番(警察)
事件や事故の場合は110番。
・内容:何があったか
・時間:通報の何分前のことか
・場所:住所や店など(建物であれば何階か)
とにかくこの3つは最低限でも伝えましょう。
118番(海上保安庁)
海で事件や事故の場合は118番
普段は110すれば警察が駆けつけてくれますが、海では118番で海上保安庁が駆けつけてくれます。110番同様に「いつ・どこで・何があったか」を伝えましょう。
119番(消防本部)
火事や救急の場合は119番
地域によっては、“消防情報センター”や“消防本部司令室”、“災害救急センター”など呼び方は異なりますが、基本的に通報すると「火事ですか?救急ですか?」と聞かれます。
火事の場合は以下の2点
・消防車が向かう場所(できれば住所)
・何が燃えているか(もしくは“どこ”が燃えているか)
救急の場合は以下の3点
・救急車が向かう場所(できれば住所)
・誰がどのような状態(例:○○が倒れて意識がない)
・通報しているあなたの名前(場合により電話番号も)
スマホの緊急通報 発信手順(Android)
誤って通報してしまったら、慌てて切ったりせず、「誤発信です」と伝えましょう。
①電源ボタンを押して画面が点灯したらスワイプしロック解除画面を出します。
②ロック解除画面の下部にある『緊急/情報』をタップします。
③ダイヤルパッドで通報する番号を入力します。
④発信ボタンを押して通報
位置情報の設定方法(Android)
Androidでは『緊急位置情報サービス(ELS)』を有効にしておくと、緊急通報のときに通報先に発信元(スマホ)の位置情報を自動で送信してくれます。
①ホーム画面を開く
②画面を上から下へスワイプ
③「現在地アイコン」を長押し
※現在地情報がオフになっている場合はオンにします。
④「詳細設定」をタップ
⑤「緊急位置情報サービス」をタップ
⑥「ELSからの緊急位置情報の送信」を有効にします。
※ELSを無効にしていなければ、スマートフォンが 現在地情報を自動的に送信してくれます。
スマホの緊急通報を理解して、万が一の時にも落ち着いて対処できるように設定する。発信手順や発信後の対処法を覚えておきましょう。